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    PMTC

    Professional Mechanical Tooth Cleaning の略称で、プロによる徹底した歯の掃除のことです。

     

    通常の歯磨きでも汚れやプラークはある程度落とせますが、どうしてもきれいに磨けない場所があります。

    個人によって多少の違いはありますが、歯ブラシの届きにくい場所があるものです。

     

    例えば

    • 右利きの人は、左側の歯は上手に磨けますが、右側にある歯は磨きにくいものです。

    • 口の小さい人は、奥歯を磨こうとして、むりやり大きく口を開けようとします。
      そうすると上の一番奥の歯の外側は歯ブラシが入りません。

    • 歯並びの悪いところや歯間部は、なかなかきれいに磨けません。

    そこで定期的なPMTC

    こういった磨き残しのある場所を、その都度患者さんにお伝えするのはもちろんですが、

     

    さらに特殊な器具を用いて、プラークだけでなくその下にあるバイオフィルムも一緒に取り除くことにより、

    プラークが付きにくい状態にします。

    バイオフィルムとは?

    自然界に存在する細菌は、

    それだけ浮遊して存在するのではなく、集団となって何かに付着し層状になって存在します。
    その状態をバイオフィルムと言います。

     

    デンタルプラークは、複数の細菌が形成するバイオフィルムのことです。

    このバイオフィルムは、機械的な除去が不可欠と言われています。
    すなわちPMTCにまさる除去方法はないということです。

    バイオフィルムについての生化学的説明

    ストレプトコッカス・ミュータンスが分泌するグルコシルトランスフェラーゼ(GTF)という酵素によって

    ショ糖が分解されて作られる、不溶性グルカンのことです。

     

    不溶性グルカンが作られるとそこに他の細菌が付着・定着し、増殖を始めます。
    そして、24~48時間のうちに酸を産生して、歯を溶かし始めます。
    これが虫歯の発生です。

     

    そしてバイオフィルムが蓄積されると、嫌気性細菌が増殖し歯周病を引き起こします。

    また不溶性グルカンは、酸素や抗菌剤、唾液の自浄作用などから細菌を守るバリアとしても働きます。
    そのため、バイオフィルムで守られた内側は細菌が非常に繁殖しやすい環境になります。

     

    バイオフィルムの破壊は虫歯予防・歯周病予防において非常に重要であることから、

    様々な研究が各方面で行なわれています。

    バイオフィルムを除去するためには(再掲)

    ブラッシングなどにより機械的にバイオフィルムを破壊することが基本です。
     

    しかし、セルフブラッシングだけでは完全にバイオフィルムを破壊することは非常に困難なので、

    歯科医院における歯垢染色剤を用いたPMTCを行なうことが有効です。

     

    PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、「専門家による機械的な歯面清掃」のことです。
    単に「歯のクリーニング」と訳される場合もあります。

     

    PMTCは多くの場合歯科衛生士が、「ラバーカップ」や「ポリッシングブラシ」などの機械を使用し、

    歯面に付着したプラーク(歯垢)やバイオフィルム、ステイン(着色汚れ)を徹底的に除去します。

    効果的なバイオフィルム除去方法

    このPMTCをより効果的に、より痛み無く行う方法がエアーフローを使用したPMTCです。

    このスイス製の機器の名称は、エアーフローマスターピエゾンといい、超音波スケーラーも付属しており

    チップ先端の振動幅が小さく、従来のものよりはるかにソフトで優しい感覚です。

    さらに殺菌作用のある次亜塩素酸水にタンパク質分解能をもつのが、

    エピオスウオーターで、この消毒剤で盲嚢内を洗浄します。

    当院ではこれらのシステムを活用して、口腔内のメインテナンスを行っております。