セラミックス(Ceramics)
セラミックスには大きく分けて金属を用いたメタルセラミックスと、金属を用いないオールセラミックス があります。
メタルセラミックス
焼付専用金属の表面に、歯の形に陶材を盛りつけ、1000℃もの高温で焼付けて製作します。
症例1

硬質レジン前装冠(保険適用)

辺縁歯肉の高さを揃える
ため歯肉切除。

メタルセラミックス装着
オールセラミックス
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金属を用いない最新の歯冠修復法です。
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金属と同等の強度を持つジルコニアやアルミナなどのファインセラミックスです。
金属を用いないため透明感にすぐれ、天然歯に近い風合いが得られます。
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金属アレルギーのある方には、ハイブリッドあるいはオールセラミックをお勧めします。
症例2

着色しやすく炎症を
おこしやすい硬質レジン前装冠

オールセラミックス 装着
症例3


奥の歯をハイブリッド・インレー「グラディア」に交換
□ハイブリッドとは、セラミックとレジンの中間の性質を持つ素材
新しいセラミックス
歯冠修復材料に、新しいセラミックスが登場しました。
①オールジルコニアと ②CAD CAM ハイブリッドセラミックスです。
微妙な歯の色の再現性が困難なことから、臼歯部のみに適用されます。
①オールジルコニア



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すべてがジルコニアでできた、人工の歯です。
ダイヤモンドの代用品として、宝飾店で使われるキュービックジルコニアと非常に似ているセラミックス(陶磁器)の仲間です。
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金属のように腐食することもなく、生体親和性も良いことから、医療分野でも人工関節などに使われています。
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強度と耐久性があり、歯ぎしりや噛みしめのクセのある人にも使えます。
②CAD CAM ハイブリッドセラミックス



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セラミックス(陶磁器)の良さとレジンの良さの両方の性質を合わせ持つ、新しい人工の歯です。
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歯質と同じくらいの硬さなので、強く咬んでも対合歯や骨に与える負担が少ない素材です。
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同様な素材グラディアと比較すると、CADCAM ハイブリッドセラミックスの方が強度が強い。
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しかし、単冠のみで使用し、ブリッジには適しません。予防
糖尿病の方には
メタルセラミックス、オールセラミックあるいはオールジルコニアをお勧めします。
(レジン系はプラークが付着しやすいため)
□メタルセラミックスとは、専用金属にセラミックスを焼き付けた補綴物